「聞いてないよ」連続の夫婦・家族生活はどうやって乗り越える?子育てに住まいに○○と考えることが多すぎる!【新婚・結婚10年目以降の夫婦も必読】

夫婦の価値観を擦り合わせるための指南書『マンガでわかる 結婚10年目からの教科書』発売記念、社員座談会を実施!

『マンガでわかる 結婚10年目からの教科書』(以下、本書)が11月21日に発売することを記念して、結婚10~20年を迎えたマイナビ出版社員6名で座談会を実施しました。座談会に出席した皆さんは、口を揃えて「本書は、夫婦のコミュニケーションのきっかけとして役立つ」と絶賛。結婚から10年を迎える方、新婚の方、そしてこれから結婚しようと考えている方、必読です。本書のポイントだけでなく、夫婦・家族生活の先輩方の超赤裸々トークが読めちゃいます!ぜひ夫婦・家族生活の参考にしてください。

結婚当初、具体的な夫婦・家族生活を想像していなかったけれど……

司会:本日はお集まりいただきありがとうございます。皆さんには、『マンガでわかる 結婚10年目からの教科書』(以下、本書)を読んだ感想とともに、それぞれの夫婦・家族生活のエピソードも伺っていこうと思います。
本書は、結婚から10年以上経っている方だけではなく、新婚さんやこれから結婚を考えている方にとっても参考になるのではないかと思っています。そこで、最初のトークテーマを「結婚前の印象と比較して、現在の夫婦・家族生活にギャップを感じているか」にしました。結婚3年目を迎えた私自身、皆さんの体験談をお聞きして参考にしたいなと……。Aさんは、どうでしたか?

女性A:結婚前は、夫婦や家族生活に対して具体的な想像ができていませんでした。夫婦生活においては、パートナーが家事に協力的だったこともあり、結婚当初はあまりギャップを感じることはありませんでした。しかし、子どもができてからは、想定以上に生活が一変しましたね……。子育ては「聞いてないよ」の連続だな、と。
私の場合、1カ月にわたって里帰り出産・育児をしたのですが、その期間で夫婦の「子育てスキル」にどうしても差がついてしまって。その差を埋めるのに結構苦労した記憶があります。

男性D:私もAさんと一緒で、結婚前にそこまで夫婦や家族生活について考えなかったような……。私の場合は、同棲と結婚、出産がほとんど同時に起きたからこそ、「こんなもんか」と思えたのかもしれません。

同棲と結婚、出産さらには家購入まで一気に済ませたというDさん。そんな環境の変化を「こんなもんか」と思える適応能力の高さがすごい

女性B:夫婦に関するコンテンツだと、パートナーとのコミュニケーションにあまり積極的ではない男性が描かれがちですが、当社では家事育児に積極的な男性社員が数多くいるように感じます。女性目線で夫婦・家族生活について書かれた本書だからこそ、男性が女性目線を知るにあたって参考になると思いました。

男性D:こんなことを言ったら炎上しそうですが、女性って出産したら性格が変わりませんか?

男性E:Dさんの気持ち、ちょっと分かります。私自身、パートナーに家事のダメ出しをされることもあり、「こんなに怒る!?」と感じることもしばしば。本書のP119「不満を上手に伝えるためにはどうする?」を読むと、「早くやってよ」と急かしてしまうことやパートナーの家事を「手伝う」と表現することなどがNGとして挙げられていたので、なるほど……と学べる点が多くて。

女性B:そりゃそうですよ。子どもができたら優先順位が変わりますから。家事育児ができない人を前にして、夫婦だけの時と同じように振る舞うのは難しいですもん。

女性C本書はまさに「夫婦の価値観をすり合わせるための指南書」ですよね。夫婦問題相談室フォルテのおいかわのりこ先生による専門家のアドバイスが充実していて勉強になります。

結婚と車の運転は一緒!? 結婚前の“イメトレ”が大事だった

女性C:先ほど、夫婦・家族生活に対するギャップの話がありましたが、結婚は車の運転に似ている気がします。みんなが簡単そうに車の運転をしているから、自分も運転できると思って免許を取ってしまう。だけど、いざ実際の道路に出てみたら、自分は運転に向いていなかった……なんてこと、ありませんか?

一同:あるある(笑)。

女性C:私は、結婚も同じだと思っていて。みんな結婚しているから自分も大丈夫だと勘違いして、入念なイメージトレーニングをせずに結婚してしまう。車であれば、ペーパードライバーのままで許されるけれど、結婚はそうもいかない。結婚してから、他人同士が価値観をすり合わせようとすると、お互いがかなり歩み寄らなければいけないですよね。そりゃあ、3組に1組が離婚(*)しますって。

*…厚生労働省「人口動態統計(確定数)の概況」(2023年)によると、日本の特殊離婚率は38.7%

今回の座談会で多くの名言を残したCさん。Cさんは運転免許を取った後、運転に向いていないと気付いてからずっとペーパードライバーだという

男性E:Aさんのように、どんなにお互いが協力的でも、環境の変化に伴い、夫婦の価値観がズレることってありますよね。頭では、夫婦の価値観をすり合わせることが大事だと分かっていても、コミュニケーションって自発的に動かないと発生しないじゃないですか。とはいえ、共働きや子育てをしている場合、腰を据えて話し合う時間を確保するのって難しくないですか?

男性F:私はなるべく早い時間に帰宅して、子どもやパートナーと食卓を囲むように意識しています。でもだいたい、子どもやパートナーの話を聞くばかりで自分の話をするタイミングがない(笑)。双方向のコミュニケーションができているかと言われると難しいかもしれません。

女性A:Fさんは、いわゆる“いいお父さん”の印象があります。私の場合、共働きでパートナーとは顔を合わせる時間が少ないため、テキストでやり取りをしています。子どもの習い事や進学先などの比較的重たいテーマだったとしても、チャットで話し合うことが多いですね。

男性D:テキストコミュニケーションなら「あの時、ああ言ったじゃん」というすれ違いが起きなくていいかもしれないですね。

意外とキッチリ家計を管理している夫婦は少ない?

男性F:こういう座談会じゃないとなかなか聞けないので、お伺いしたいのですが……。皆さんはどのように家計を管理されていますか?

『マンガでわかる 結婚10年目からの教科書』P69

女性B:本書P69「家計管理はどのタイプ?」を参考にした場合、私は①の「支出分担タイプ」に当てはまります。お互いが日々の支出を「Moneytree」というアプリケーションを使って管理しており、夫婦それぞれが、月に一度、一つのExcelに資産状況と収支の内訳を書き込む日をつくっています。Google Calendarに記入する日を登録しているので見逃すこともないですね。さらに言うと、私は楽天経済圏で、パートナーはAmazon経済圏でポイントを貯めるといった使い分けもしています。

一同:すごい、ちゃんと管理をしている……!

残念ながら個人情報の関係でお蔵入りになったエピソードが多くあるBさん。ここまでさらけ出して大丈夫か!? と不安になるくらい赤裸々に語ってくれた

男性E:我が家は、②の「金額分担タイプ」です。私の収入の方が多いため、ほとんどの生活費を出しています。支出の管理はパートナーに任せきりなので、Bさんのようにお互いが家計の状況を把握しているのはすごいなと思います。
子どもがいる場合、医療費や習い事、受験などで、突発的にまとまったお金が必要になります。これからどれくらいのお金が必要になるのか、具体的に想定できないことに加え、周りの家庭がどうしているのかって聞きづらいですよね。本書では、ママ友・パパ友に聞きづらいような具体的な子育てエピソードが書かれているので、「これからこういうことが起きるかもしれない」というシミュレーションができるなと感じました。

男性D:私の場合は、③の「夫の収入まるごと家計タイプ」。パートナーが専業主婦であることと、私がお金を持っているとお酒に消えてしまうので、お小遣い制です(笑)。ただ、お小遣い制とは言っても、「この日に飲み会があります」と申告すれば、追加でお小遣いをもらえるので有難いですね。ただ、家計管理はパートナーに任せきりなので、今の家計状況がどうなっているのか、実はよく分かっていません。

女性A:ここは女性と男性の差なのでしょうか(笑)。本書を読めば、これまでどんぶり勘定だったという方もキッチリ家計管理ができるような内容になっているので参考にしてほしいですね。

ライフプランが決まらないと家も決まらない

女性B:私、皆さんに家のことを聞きたいなと思っていて。実は、まだ家を購入していないのですが、皆さんはどんなタイミングで家の購入に踏み切りましたか?

男性D:私は、同居と結婚、出産に加え、家の購入も同じ時期でした。貯金なんてありませんでしたが、一緒に住むなら家を買うかという考えで購入しました。

一同:すごい。大きなイベントを一気に進めたんですね。

男性E:頭金をどうするのかは問題になりますよね。私の場合、結婚から2年が経った頃、パートナーのご両親に「2年で返します!」と宣言してお金をお借りしました。その後、しっかりとご両親に返済しましたが、まとまったお金を用意することって意外と難しいですよね。

女性A:頭金は私の貯金から出しましたね。当時、私の方が貯めていたので。

一同:か、かっこいい~~~!

男性F:私は2回家を購入しているのですが、1回目は、会社の同僚が住んでいた家を売りに出すということで、私が手を挙げました。2回目は、子育ての事情により、学校近くになる場所を探して戸建てに引っ越しています。本書でも住み替えを経験したエピソードが書かれていますが、住まいについても定期的に夫婦で話し合うことが大事だなと共感しました。

女性B:会社の同僚から家を買うってなかなかないですよね(笑)。

同僚から購入した家は売却時に利益が出たというFさん。みんな座談会そっちのけで詳細を聞いてしまった

女性C:私は、パートナーの希望で結婚して割とすぐに家を購入しましたね。家を購入する前、夫の仕事のつながりで、不動産に関する専門家にお話を伺う機会に恵まれたのはよかったと思っています。専門家の方曰く、家を買う前に「具体的にライフプランを決めること」が重要だと仰っていました。子どもを産むなら何人産みたいのか、夫婦の勤務先が、在宅メインか出社メインか……そういうところまで細かく決めておかないと、「こんなはずじゃなかった」と後悔してしまうそうで。私自身、この話をきっかけに、具体的にライフプランを考えるようになりました。

男性E:子どものことを考えると、学区も重要な検討要素になりますよね。実際、学区マップを見て家の購入を判断する人も多かったです。私の場合は、子どもが生まれる前に購入していたため、学区のことも視野に入れて購入すればよかったなと思うことがあります。

女性C:実際に子どもが生まれるまでは、学区が重要な検討要素になるって分からないじゃないですか。

男性D:ローンもちゃんと考えた方がいいですよね。住宅ローンっていろんな種類があるものの、ローンの選択によって支払い金額が変わってくるので……。

女性A:声を大にして言いたい。元金均等返済がおすすめ(*)ですよ。あと、ボーナス払いはおすすめしません。

女性B:それはなぜですか?

女性A:元金均等返済にすると、最初の返済額は多いですが、繰り上げ返済のメリットが元利均等返済よりは少ないため、心が穏やかになれます。ボーナス払いをおすすめしないのは、ボーナスが減っちゃうのは悲しいじゃないですか。ただそれだけです(笑)。

*…Aさん個人のおすすめです

ローンについて熱弁するAさん。さすが頭金を自らの貯金で払っただけあって、写真からカッコよさがにじみ出ている

男性D:本書P98「住宅ローンは自分たちに合っているか、チェックしよう」でも書かれているので、家の購入の際には参考にするといいかもしれません。

想像を絶する介護問題。親が元気なうちにしっかりと話し合いを

男性E:本書では、介護や親との関係についても触れられていますよね。実際、介護を経験している方はいらっしゃいますか?

女性C:現在進行形で親の介護をしています。私の場合、親本人が施設に入りたがらず、本当に苦労しています。施設に入るかどうかもそうですが、たとえば紙パンツ一つとっても、本人を説得するのに1年以上かかっています。先が見えず、親本人の健康状態が日々悪化していく中での介護は、想像以上にしんどいですよ。

女性B:私の親戚にも、施設に入るのを嫌がる方がいました。どうすれば自分たちも本人も納得のいく形で生活ができるのかは難しい問題ですよね。

女性C:介護は大変だと聞いていても、当事者でないと想像の及ばないこともあると思います。実際、普段の私たちの生活の中で、介護施設を訪れることもないし、自宅で介護を受ける、いわゆる在宅介護の実際の様子を知る機会はほとんどありませんよね。だから、介護の実態を知らないまま、いきなり当事者になってしまうケースが多い。私自身、当事者になって初めて、「介護は、こんなにも大変なのか」と実感しました

男性E:介護や終活に関して、いつ親と具体的に話し合えばいいのか分からないという問題があると思います。その重要性は知っているつもりでも、タイミングを逃してしまって、気付いた時には介護の当事者になっていたケースも多いのでは。

女性Cだからこそ、親が元気なうちに介護についてしっかりと話し合っておいた方がいいです。兄弟がいる場合、兄弟とも話し合ってほしいなと思います。介護は、平等な役割分担が難しく、誰かがメインで介護に携わることになりがちなので。
その時に気を付けてほしいことは、メインで介護に携わっている兄弟に対して、応援する姿勢を見せてほしい。私の場合ですが、実際、介護費に毎月20万くらいかかっています。介護にメインで携われない兄弟の方は、経済的な支援ができると理想的ですよね。

女性B:介護について話し合えたとしても、「じゃあ土地や墓はどうする?」と、芋づる式で考えなければならないことが出てくるため、しっかりと“その時”に向けて今から備えておかないといけませんね。

『マンガでわかる 結婚10年目からの教科書』は夫婦、そして親とのコミュニケーションのきっかけにしやすい

男性E:結婚から10年を超えると、自分やパートナーの親を介護する話は他人事じゃなくなりますよね。とは言っても、日頃、パートナーとも親ともここまで踏み込んだ話って難しいじゃないですか。だからこそ、結婚10年といった区切りのタイミングで話し合う機会があるといいですよね。

女性A:そうですよね。わざわざ機会を設けないと話しづらいことに加えて、具体的に何を話し合えばいいのか分からない。そういう方にとって、本書P162「親に聞いておくべき7つのこと」はすごく参考になると思います。このリストを印刷して親に渡そうかな(笑)

女性C:結婚10年を迎えていないご夫婦も参考になりますよね。「結婚から10年を迎える頃にはこういうことが起きるのか」と先取り学習ができるので。新婚当初に読みたかったです。

女性B:本書の表紙やマンガはすごく読みやすい工夫がされていますよね。書かれている内容は専門家による監修が入っているため、安心して人におすすめできます。

男性D:そうそう。「最近読んだ本に書いてあったんだけど」という切り口で会話に出せるライトさがいいですよね。『マンガでわかる 結婚10年目からの教科書』という書籍のタイトルも、終活や家計に焦点を当てたような専門書の堅苦しさがないため、気軽に話題に出しやすくて助かります。

男性E:専門書のような“ガチ”感が出てしまうと、相手が構えてしまったり、それによって本音が聞きづらかったりするし……。その点、一見ライトな本書は、橋渡し役として役に立つのではないかと。

長年にわたり編集者をしてきただけあって、本書の魅力を端的に表現してくれたEさん。最近はお子さまのメイクのこだわりを聞いてあげているそうだ

男性F:本書をパートナーに渡して、家事分担のページをじっくりと、よく読んでもらいたいなと。「私なりに家事をやっているよね?」というアピールに使わせていただきます。

一同:まさかの自己アピール(笑)。

書誌情報

書名:マンガでわかる 結婚10年目からの教科書
著作者名:アベナオミ
編著者名:百田なつき
書籍:1,793円(税込)
電子版:1,793円(税込)
判型:A5
ページ数:176ページ
ISBN:978-4-8399-88395
発売日:2025年11月21日
マイナビBOOKS:https://book.mynavi.jp/ec/products/detail/id=148890
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4839988390



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