2024年11月4日に東京体育館で行われた第126回職域団体対抗将棋大会(通称:職団戦)に、マイナビ将棋部として2チーム出場いたしました。出場メンバーによるレポートを掲載します。
職団戦は5人1チームの団体戦で、強い順にS、A~Fというクラスに分かれ、それぞれ下記の形式で行います。
●Sクラス
・全12チームを4チームずつ3つの予選リーグに分け、各リーグで総当たり戦を行う。リーグ内で下位のチームがA級へ降格、上位のチームが決勝トーナメントに進出
●A~Fクラス
・トーナメントを戦い、下位のチームが1つ下のクラスに降級、上位のチームが1つ上のクラスに昇級
マイナビからはSクラス、Aクラスに1チームずつが出場し、Sクラスは残留、Aクラスは昇級を狙いました。
各チームの結果は下記となりました。
Aクラスは、
トーナメント1回戦 TIS(1)戦 0ー5 マイナビ負け
敗者トーナメント1回戦 弁理士戦 1ー4 マイナビ負け
チーム2連敗という結果で、職団戦の厳しさを味わいました。さらなる力をつけて、次こそは昇級を目指したいと思います。
Sクラスは、
1回戦 ヤマダホールディングス(1)戦 4-1 マイナビ勝ち
お相手の大将は昨年のアマ名人戦、副将は赤旗名人戦にも出場している強豪です。実力者揃いのチームでしたが、こちらのオーダーの読みも冴えわたり、4-1の好成績を収めることができました。
1勝し、ほぼ残留を決めることができたため、そのまま勢いに乗り決勝トーナメント進出を目指します。
2回戦 富士通(2)戦
2-3 マイナビ負け
お相手は元奨励会三段の方を中心に強いメンバーが揃っており、厳しい勝負を予想していました。オーダーを変更して臨みましたが、惜しくも2勝3敗で負け。元奨励会三段の方に勝ち、接戦に持ち込みましたが、チームとしては一歩及びませんでした。
3回戦 リコー(3)戦
3-2 マイナビ勝ち
お相手は有名な強豪を擁するベテラン中心のチームでした。こちらも接戦を制して3勝2敗で勝利となりました。
チームは2勝1敗で予選リーグ2位となりました。他リーグの2位のチームと勝数やポイントなどを比較して、上位1チームとなれば、決勝トーナメント進出です。しかし、ポイントが足りず、惜しくも進出とはなりませんでした。
残念な部分はありますが、全勝のメンバーを中心に目標だったSクラス残留を果たすことができました。
来年5月5日に開催される次回職団戦では、S級入賞、決勝トーナメント進出を目指したいと思います。