株式会社マイナビ出版(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:角竹輝紀)では2024年11月27日(水)に、書籍『未来をつくる事業承継〜本質は受け継ぐ、手段は変える〜』を発売いたします。
本書は、中小企業や小規模事業者の事業承継の支援をミッションとした株式会社STRUQTURE代表取締役:金子 智彦(かねこ ともひこ)と、ウェブ時代の新しい戦略の立案、実行を支援する株式会社ゴンウェブイノベーションズ代表取締役社長:権 成俊(ごん なるとし)の共著で、事業承継の新しい形を提案する内容となっています。
中小企業庁によれば、2025年までに70歳を超える中小企業経営者が約245万人に達し、そのうち半数以上は後継者が未定であると言われ、これは「事業承継の2025年問題」とも呼ばれています。後継者がいなければ、会社や事業を引き継げず、黒字経営でも廃業の道を歩むことになります。この状況を放置すれば、国内の中小企業の廃業が急増し、約650万人の雇用と約22兆円のGDPが失われる可能性があるとされています。
本書は、単に会社を「継がせる」だけでなく、親子や後継者が共に未来を「創る」ための道筋を示す一冊です。事業承継を新しい可能性を創り出すプロセスとして捉え、事業を未来に繋げたい全ての経営者と後継者、そしてその家族に向けて、事業承継の形を新提案します。
■本書のポイント
1.親子承継対話プログラム
企業のビジョンや価値観を共有するために、親と子が家業の未来について率直に話し合う「親子承継対話プログラム」を紹介しています。
◎親と後継者が経営のビジョンを共有し、次世代へと受け継いでいくこと。資産以外にも知識やノウハウ、企業文化といった知的資本をどう引き継いでいくかが重要です。
2.ウェブイノベーション
事業承継はイノベーションの契機です。中小企業でも実現可能なウェブを活用した具体的なイノベーション手法により、承継を通じて企業を成長させる道筋を示します。事業承継は単なる世代交代に留まりません。
◎デジタルの力を最大限に活かして事業に「イノベーション」を取り入れ、新たな成長を目指せます。事業は再び輝きを取り戻し、「V字回復」を実現することができるのです。
3.具体的な事例紹介
本書ではリアルな成功事例を紹介します。例えば、日光の老舗漬物店や福井県の印鑑店では、親子の対話を通じて新たな価値を創出し、事業承継後も企業が成長を続けています。
◎読者は実際の成功例を自社の承継に応用することができ、親子で「共創」する可能性を具体的に感じ取ることができます。
■書籍概要
・タイトル:未来をつくる事業承継〜本質は受け継ぐ、手段は変える〜
・著者:金子 智彦・権 成俊
・発売:株式会社 マイナビ出版
・発売日:2024年11月27日(水)
・定価:1,650円 (本体1,500円+税)
・ISBN:978-4-8399-8673-5
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