株式会社マイナビ出版(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:角竹輝紀)では2025年2月27日(木)に、書籍『ウェブデザインの思考法【第2版】』を発売いたします。

本書は、2019年5月に刊行された『ウェブデザインの思考法』(マイナビ出版・刊)の大幅改訂版です。
ウェブサイトにとどまらず、デジタルプロダクトの開発において、使いやすさや便利さ(機能性)と、ビジュアルのクオリティ(情緒性)を両立できるデザインの作成方法と方針策定のプロセスを、体系的に解説しています。
「デジタルプロダクトの制作・開発の現場において、デザイン案がなかなか承認されなかったり、評価基準が曖昧なため的確なフィードバックを行うことが難しかったりと、デザイン作業者と評価者の間で認識の齟齬が生じ、プロジェクトの進行に支障をきたすケースがしばしば見受けられます。
これらの課題を克服するためには、まずは担当者によるデザインスキルの向上や経験や知見の蓄積が必要ですが、それだけではありません。デザインの方針、すなわち、プロジェクトにおいてデザインで目指す方向性や求める成果を明確化し、関係者間で共有する目線あわせが不可欠です。」(著者「はじめに」より)
本書は、そのような現場の課題解決と品質向上を支援することを目的とした内容となっています。
デザイン(情報設計・ビジュアルデザイン)を
・機能性……知覚可能性、情報理解性、操作性、可変性、審美性、自己同一性
・情緒性……成熟度、態度、温度感、品性
の2軸で捉え、事例ごとに最適な方針を導くためのプロセスを解説しています。最終章では、ブランドサイト、採用サイト、SaaS、アプリなど、複数の事例を紹介し、プロセスを仮想体験できるようになっています。
書名は「ウェブデザイン」となっていますが、一般のウェブサイトだけでなく、アプリケーションや業務システムにおけるUIデザインにも適用できる内容となっています。
著者の金 成奎氏はウェブデザイナー/UIデザイナーとして、行政・保険・交通・教育などの分野でコーポレートサイト、サービスサイト、業務アプリケーションなど、デジタルプロダクトのUIデザイン・ビジュアルデザイン・アートディレクションを数多く手がけています。
また、2025年3月から当社で開講する「Web Designing ルーキーズキャンプ」の「Webデザイナー養成研修」の講師も務める予定です。

■書籍概要
・タイトル:ウェブデザインの思考法【第2版】
・サブタイトル:機能性と情緒性から導く、最適なウェブサイト・アプリケーションのデザイン方針策定プロセス
・著者:金 成奎
・発売:株式会社 マイナビ出版
・発売日:2025年2月27日(木)
・定価:2,739円(本体2,490円+税)
・ISBN:978-4-8399-8300-0
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