12月20日(土)、東京理科大学神楽坂キャンパス富士見校舎にて「世界遺産検定マイスター南 圭介と旅する世界遺産2025~楽しく学ぶ世界遺産&クリスマス謎解きイベント~」(主催:東京理科大学経営学部国際デザイン経営学科、共催:NPO法人世界遺産アカデミー/世界遺産検定事務局)が開催されました。
「朝だ!生です旅サラダ」(朝日放送)にも出演する俳優で、世界遺産検定マイスターでもある南圭介さんを招いた「南圭介と旅する世界遺産 トーク&謎解きイベント」は、2025年5月に第一回が開催されて大好評だったため、今回は第二回としてクリスマスと世界遺産をテーマに開催されました。大学のキャンパスを利用した謎解きでは、クリスマスと関係する世界遺産の謎に参加者が挑戦し、大いに盛り上がりました。

普段は聞くことができない貴重な話が満載のトーク
第一部は、南圭介さんによる世界遺産入門講座とクリスマスに関する世界遺産トークに参加者が聞き入りました。大阪で「朝だ!生です旅サラダ」に生出演した後、飛行機で東京に戻ってきてイベントに登場した南さんから、生放送の裏話や、番組で紹介されたばかりの世界遺産「英国の湖水地方」を訪れた時の思い出話など、普段は聞くことのできない話が次々と紹介されました。
世界遺産の入門講座では、世界遺産を「知る」ことから始めようというメッセージとともに、世界遺産の成り立ちや分類、世界遺産活動の意味まで、熱い講義が続きました。世界遺産リストから削除されてしまったリヴァプールを実際に訪れた時のエピソードを交えながら、「産業の発展と保護のバランスをどうとっていくのかが世界遺産の課題。実際に訪れてみたけど、そこまで開発による景観の悪化は感じなかった。リヴァプールがまた世界遺産に登録される日が来るかもしれません。」と、世界遺産の抱える難しい問題もわかりやすく解説されました。

クリスマスに関係する世界遺産では、ドイツの「ケルンの大聖堂」とスウェーデンの「サーメ人地域」が紹介されました。「ケルンの大聖堂」では、クリスマスマーケットの賑わいが紹介されたほか、最近はまっているという建築の視点からゴシック建築の特徴やリブ・ヴォールト(天井の建築様式)の美しさなどを熱弁。サンタクロースの伝説とも関係の深い「サーメ人地域」では、サンタが実はよい子にだけプレゼントを渡して、悪い子は一緒に来た悪魔が連れ去ってしまうというエピソードが紹介され、参加者からは驚きの声が上がりました。
参加者の中には、世界遺産検定ですでに世界遺産を勉強している人も多くいましたが、南さんの経験を交えながら繰り広げられる世界遺産トークは、初めて知る内容も多く、楽しんで学んでいました。

全員参加で手応えのある謎解きゲームに挑戦!
第二部では大学の教室や廊下を使って、クリスマスと世界遺産をテーマにした謎解きゲームに挑戦しました。途中で南さんから直接アドバイスをもらえる時間もあり、真剣なまなざしと笑いの混じり合う盛り上がりをみせました。

サンタクロースに扮した「南サンタ」が、世界中を旅するうちに各地で落としてしまったプレゼントを、謎解きをしながら探しに行くという設定で、参加者は3人一組のチームになって7つの世界遺産に散らばったプレゼントを探しに行きました。謎解きは、世界遺産を紹介するパネルを見ながら、発想力を問うものやパネルの中にヒントが隠れているものなど、全部で大問が8問もある手強いものでしたが、チームで協力して知恵を出しながらクリアを目指しました。チームのメンバーは当日初めて会った人たちでしたが、謎解きに協力し合ううちに知恵や笑顔がどんどん出てきて盛り上がりました。
中でも一番の盛り上がりを見せたのが、南さんから直接アドバイスをもらえる時間です。直接質問できるのは1分のアドバイスタイムが2回だけ。1分を目一杯つかっていくつもアドバイスをもらうチームや、もったいないのでギリギリまで質問に来ないチーム、謎解きの質問が終わってから南さんと雑談を楽しむチームなど、南さんと直接会話をすることができる貴重な時間を楽しんでいました。

見事、謎解きに成功した2チームには、世界遺産アカデミー/世界遺産検定事務局とマイナビ出版から景品が贈呈されました。優勝チームには『13歳からの世界遺産』(マイナビ出版)に南さんがサインと受賞者の名前を目の前で書くという、南さんのファンにはたまらないクリスマスプレゼントになりました。第2位のチームには、世界遺産アカデミー/世界遺産検定事務局から世界遺産クリアファイルと特製ミニ水筒が贈られました。第3位のチームは決まらなかったので、景品の東京理科大学オリジナルノートは、南さんとのじゃんけん大会の勝者に贈られました。このじゃんけん大会は、世界遺産は「平和の光」であるという南さんの熱いメッセージから、勝ち負けを争うのではなく「あいこ」の人が残るという特別ルールで行われ、参加者全員に笑顔があふれました。
最後に南さんから「私が落としてしまったプレゼントを探して、世界遺産を巡っていただきありがとうございます! 世界遺産こそプレゼント、次の世代へ手渡す『贈り物』なんです!」というお話があり、参加者の皆さんは深く頷いていました。



