山崎九段の将棋は「いいかげん」⁉ その言葉の裏に隠された真意とは。マイナビ女子オープン一斉予選と同日開催された「詰将棋カラオケ」と「トークショー」に密着

株式会社マイナビ出版(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:角竹輝紀)が運営を担う「マイナビ女子オープン一斉予選(主催=株式会社マイナビ、公益社団法人日本将棋連盟)」は2026年7月18日(土)、都内にて開催されました。同日開催として、観戦者向けに「詰将棋カラオケ」と「トークショー」が行われました。詰将棋カラオケには山本博志五段と高橋佑二郎四段、川村悠人四段が、トークショーには一斉予選の解説を務めた藤井猛九段と深浦康市九段、山崎隆之九段が登壇しました。

キャプション:トークショーに登壇した深浦康市九段、藤井猛九段、山崎隆之九段(左から)

詰将棋カラオケとは、カラオケ音源に合わせて歌唱をしながら、詰将棋問題を解く企画です。カラオケ採点ゲームで獲得した点数と解答できた詰将棋の問題数を足した合計点を競います。

トップバッターを務めた川村四段は、過去に軽音部でボーカルを務めた経験もあるとのことで、会場の期待が高まりました。河村隆一さんの「Love is…」を歌いながら、問題を解き進めます。川村四段の歌声に魅了された観覧者たちは、両手を上にあげ、場を盛り上げる様子も。続いて、高橋四段はWANIMAさんの「ともに」をセレクト。歌唱時間が短い中で、問題を解かねばならず、時には焦る様子も見られました。

最後、山本五段は、徳永英明さんの「壊れかけのRadio」を歌唱することに。WANIMAの「ともに」と比較して、「壊れかけのRadio」は3分近く長い楽曲となるため、この企画ではとても有利な選曲となります。歌唱中、時折、高橋四段に曲が長いことを謝りながらサクサク問題を解いていく様子に、会場は大盛り上がり。登壇者同士の仲の良さが垣間見えました。結果、山本五段が見事優勝。登壇者は退場しながら「次はもっと解けるようにするぞ」などといった意気込みを残しながら会場を後にしました。

詰将棋カラオケの興奮が収まらないうちに、藤井九段と深浦九段、山崎九段によるトークショーが開催されました。お互いの将棋をどのように見ているかという内容から、最近ハマっていることや、登壇者3人で旅行に行くなら?といったプライベートに関する質問まで幅広くお話を伺いました。

お互いの将棋に対する印象を聞かれた藤井九段が、山崎九段の将棋のスタイルについて「いいかげん」と書き、会場がざわつく一幕もありました。藤井九段は、「『いいかげん』と書いたけれど」と前置きしたうえで、その言葉の裏に隠された意味や、その言葉を書くに至ったエピソードなどを披露。観覧者は真剣な面持ちで話を聞いていました。

司会進行を務めた当社・将棋書籍編集担当者の島田修二が発した「この3人で旅行に行くなら誰が旅行の幹事をされますか?」という質問に対し、全員が即答で「深浦九段(自分)」と回答しました。しかし、話が広がるにつれ、藤井九段と山崎九段の旅行のスタイルが全く異なることが判明し、最終的に「私、幹事降ります」と深浦九段。会場は笑いに包まれました。

トークショーの締めくくりとして、マイナビ女子オープン一斉予選に関する印象について聞かれた3人は、会場には思っていた以上に張りつめている空気があると回答。他の対局戦とは異なる独特な空気観があると言います。毎年、対局解説を務めている藤井九段は、「なるべく女流棋士やアマチュア選手の人柄が分かるような質問を最後に投げかけるようにしている」と言い、マイナビ女子オープンを今後も盛り上げられたらと締めくくりました。

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