株式会社マイナビ出版(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:角竹輝紀)は、2025年9月14日(日)、歌舞伎座タワーにて「藤井猛九段看寿賞受賞記念イベント」を開催しました。当日は三連休中日にもかかわらず、会場は満席。静かな熱気に包まれた当日の様子をお届けします。
江戸時代における詰将棋の大天才・伊藤看寿(贈名人)の名を冠した「看寿賞(かんじゅしょう)」。詰将棋界の芥川賞とも言われている看寿賞は、優れた詰将棋作品を対象とした賞の中で最高峰の賞です。2025年6月、令和6年度の看寿賞作品が発表され、藤井猛九段作の長編155手詰を含めた4作品が受賞しました。
本イベントは、藤井猛九段が初入選となった作品で「看寿賞」を受賞したことを祝うものです。藤井猛九段と、聞き手として上田初美女流四段が登壇しました。

トークショー第1部では「詰将棋の面白さはどこにあるか」が語られ、それまで詰将棋のイメージがなかった藤井猛九段が詰将棋創作に熱中するまでの経緯が語られました。
また、第2部では、「将棋と詰将棋における創造性について」をテーマにトーク。藤井猛九段は、AIに左右されがちな将棋と違って、詰将棋では人と人のコミュニケーションがしやすい点を挙げられ、参加された皆さまが深くうなずく様子も。
今回受賞した看寿賞作品の解説も行われました。藤井九段の作者としてのこだわりなど、ここでしか聞けない話ばかり。

『将棋世界』2025年9月号(2025年8月発売)では、イベントとの連動企画として、受賞作品のタイトルを募集。本イベントでは受賞作品のタイトルに関する先行発表が行われました。タイトル募集に関する応募総数は、なんと120件以上。その中から受賞作品のタイトルとして選ばれたのは、「両竜乗雲(りょうりゅうじょううん)」でした。イベントに参加されていた命名者には、為書入りで「両竜乗雲」の直筆色紙が贈られました。
また、参加者の皆さまと個別記念撮影も実施。個別記念撮影の待機時間には、企画「集合知で藤井九段の詰将棋を解こう」が開催され、会場は大きな盛り上がりを見せました。
本イベントに参加された皆さまには、限定の『藤井猛詰将棋作品集』を配布しました。藤井九段の看寿賞以外の20作品と看寿賞作を解説付きでまとめた一冊です。
参加した皆さまからは「参加して良かった!」などとご感想をいただき、会場は静かな熱気に包まれたまま終了しました。
