あけましておめでとうございます。本年もどうぞ、当社の刊行物およびサービスをよろしくお願いいたします。
昨年、当社では「知と学び、体験、ビジネスを通じて、あなたの明日をともに描く」を新しい理念として掲げました。
なぜ理念を新しくしたのか。それは、本年が当社にとって大きな転換期になると考えているからです。
わたしたちは、よりいっそう読者のみなさん一人ひとりと向き合いたい。そして、知の楽しさ、学びの奥深さ、体験のかけがえのなさ、ビジネスを上手に進めることの重要さ、をみなさんと共有したい。さらに、今日いまだけでなく、明日、そして未来までを一緒に描いていきたい。
その理念を実現するために、わたしたちは何ができるか?どのような形が、読者のみなさんにとって一番よいのか?わたしたちのブランドはどうあるべきなのか?昨年からずっと、わたしたちが考え抜いたことを、今年、実行していきます。
すでに昨年、わたしたちは3つのチャレンジを行いました。
ドイツでの出版販売の開始と、文芸レーベルの立ち上げ、そして学校での出張授業です。
この3つは、「新しい読者に出会いに行く」ことを目標にしています。
わたしたちは、IT・コンピュータ、イラスト・デザイン、将棋、囲碁、世界遺産、ライフスタイルなどのジャンルを展開しています。
それぞれのジャンルでわたしたちは読者につながっています。しかし、日本の外まで販路を広げ、また別のジャンルも立ち上げることで、もっと多くの読者とつながることができると考えました。さらに、これからの若い人たちに出張授業を行って知を体験してもらい、未来の「読者」を開拓したい、そういう思いで昨年チャレンジを開始しました。
さて、それを受けて本年は、「出版の枠を超えて、読者とのつながり方を根本から再定義する年」と考えています。
紙出版物には、形あるものの強さがあります。モノとして魅力があり、紙という形ならではの体験に優れ、保存性が高いものを提供していきます。
電子コンテンツやデジタルメディアは、コンテンツ提供の即時性と、読者のみなさんとの距離の近さ、アクセスのしやすさが魅力です。その距離の近さを活かしたサービスを、鋭意進めています。
イベントなどの体験の提供や、読者のみなさんにとって特別な「場」の設置は、その時、その場所でしか味わえない価値を提供できるでしょう。それはヒトとヒトをつなぎ、より豊かな明日につながっていくかもしれません。そのような場の創出に向けて、本年はよりアクティブに行動していきます。
この目標の達成のため、わたしたちの既存ブランドやメディアに関しても、一から見直し、再定義を行います。現状を維持するのではなく、より未来につながる、読者のみなさんにつながるメディアになることこそが、「あなたの明日をともに描く」につながると考えるからです。
そして、何よりも、今まで以上に読者のみなさんに寄り添えるブランドとなるべく、本年、社員一丸となって頑張っていきたいと思います。
どうぞ本年のマイナビ出版に、ご期待ください。
株式会社マイナビ出版
代表取締役 社長執行役員
角竹輝紀
